10月12日(土)。中央区平尾にやってきた。平尾駅近くの駐車場に車をとめて散策。「豆藤」という雰囲気のある豆腐屋を発見。レトロな豆腐屋さん。
お店のまえにはベンチがあって、そこで豆腐を食べてるお客さんがいる。映画「マザーウォーター」の豆腐屋みたい。せまい店内に魅惑の総菜や豆腐がぎっしり陳列されてる。
あれもこれもと買いたい衝動をおさえ、揚げ出し豆腐だけ購入。おいしければ、また来ればいい。
豆藤から徒歩5分ほど離れた、食パン専門店「一本堂 福岡平尾店」へ。いちど姪浜店のほうに行こうとしたことがあったけど、少ない駐車場が埋まっており(空くのを待ってる車も数台)、近くにとめるところもなくてあきらめたのだった。
一本堂では、ほうじ茶の食パンを購入。こういう変わり種はおさえとかないと。
平尾の有名なパン屋「セ・トレボン」へ。今日は2回目。
セ・トレボンの収穫。栗のリュスティック、赤ワインで煮こんだビーフシチューのパン。町のパン屋さんという感じではなく、高級感のあるパンをそろえたお店。
平尾にやってきたそもそもの目的がこちら。南区市崎の本屋「Books cyan」。年季が入ったビルの3階にある。
お店があるとは思えない普通のビルの階段をのぼっていくと、ここだけおしゃれな空間があらわれる。
近づいてみると、たしかに本屋さん。ライターをやりながら本屋をやっているという女性の店主さんに迎えられ、中に入ると子猫がいた。「猫、大丈夫ですか?」と店主さん。「大丈夫です。飼ってます」とりこさん。
友人Nさんがブックスアレナというトランクひとつの古本屋をたちあげ、Books cyanに出店させてもらったそう。「いま話しているのは何語?」というテーマで選ばれた本がトランクいっぱいに詰めこまれてる。
店主さんの猫と遊ぶすな。すなが持っている手提げ袋にはどんぐりがたんまり入っており、どんぐりを通じて猫と仲良くなったもよう。
猫は7ヶ月のオスで、全然人見知りしない。我が家のくじらとしゃちとは大違い。
トランクから選んだ「一日一文 英知のことば」(木田元編)を購入。人物の写真入りで、一ページに一人、365日分の言葉が収録されている。日めくりカレンダーのようでおもしろい。
糸島市志摩桜井の「緑の農園直売店にぎやかな春」へ。みりんなど調味料をここで買うことが多い。
それに、すなの大好きな馬がいる。風が冷たくてなかなか寒いのだけど、すなが離れたがらず、15分くらいここにいた。すなは半袖とスカートで平気な顔。
夜ごはんは、エフコープで買ったジンギスカン。すき焼きなみに白ごはんに合う。
豆藤で買った揚げ出し豆腐を入れてみたところ、すごくおいしかった。ジンギスカンのスープの旨みを吸いながら、豆腐の味もしっかり残ってる。こんなにおいしい豆腐なら、ほかにもいろいろ買ってみるんだった。これはいいお店を知った。近いうちにまた行くことになりそう。