ヴァレリアン 千の惑星の救世主 監督:リュック・ベッソン

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☆☆☆☆☆☆☆★★★(7点)

巨大なショッピングモールが砂漠にあるのだが、VRゴーグルをつけないとみえない。この別次元で買い物したものはDNAコードを変換したら実物になる。主役のデイン・デハーンが別次元でミッションを遂行して追手から逃れ、それが現実からみると砂漠で跳ねまわっているようにしかみえない。別次元のほうは地下深くまで世界が広がっており、どこまでも落ちていくことすらできる。この巨大市場の場面が一番楽しかったので、ここだけで話を進めてもいいくらいだと思った。「レディ・プレイヤー1」にも似てるが、あれは生身の体が移動する必要はなかったし、完全にバーチャルだったから死んでも現実では死ななかった。だからヴァレリアンの巨大市場のほうは、スリリングな捜査官のミッションを描くのに向いている。この線のストーリーでもっと観てみたかった。

 

 


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