スプリット 監督:M・ナイト・シャマラン

☆☆☆☆☆☆☆★★★(7点)
シャマランなので前知識は入れたくなかったのだが、みるのが遅かったので(2016年公開)、知らぬ間にアンブレイカブルの続編ということと多重人格の話ということを知ってしまっていた。アンブレイカブルは2回みたはずだけど記憶に残っておらず、おなじ世界観なのかどうかよくわからないままに観た。多重人格(解離性同一性障害)は実際にあるとは聞くが、こういう映画で観るといまいち真実味が湧いてこない。あまりに現実離れしているようにみえ、映画の話だけのようにも思えてしまうのだ。人間はだれもが多様な面を持っているはずで、正常な範囲での多重人格みたいなものは本人も気づかないだけで普通にあるのだろう。スプリットでは24番目の人格ビーストが物語のキーとなっている。ビーストは幻だと語られれば語られるほど、なにしろシャマランの映画なのでぜったい出てくると思った。こういうのは正面突破してくるのがシャマランだ。どんでん返しの代名詞のように言われることが多いが、正面突破も多い。「そう来たか」と驚かされるのは、いつもそういう正面突破が引き起こす結果でもあるような気がする。

 


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