ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 監督:デヴィッド・イェーツ

☆☆☆☆☆☆☆☆★★(8点)

ハリポタシリーズ後半のダークな世界が、ファンタビでは2作目で全開になっている。ハリポタシリーズにはずっとホグワーツという定点があって、ハリーたち生徒の成長物語でもあったが、後半になるにつれ、外の世界(大人の世界)が気になったものだった。ファンタビは大人の話なので、そのあたりのもやもやを解消してくれる。さすがに出てくる魔法のレベルも高い。今回の主役級の一人グリンデルバルドだが、思慮深さ、計算高さ、人物の謎の深さ等、ヴォルデモートを凌いでいる。ヴォルデモートはある意味わかりやすい悪人だった(元来児童むけの本だからか)。残虐さは双方似たようなものだが。ダンブルドアは45歳くらいで、寿命から言っても(没年は115歳? 殺されたのでもっと長生きしたかも)この頃はバリバリの現役だったと思われる。力のほどは今作ではわからなかったが、複数の登場人物からの賞賛のされ方からしても相当なものなのだろう。杖の一振りでロンドン中に霧を発生させてたし。婉曲に人を操るようなところは若い頃から同じのようだ。